Violinist: Kozue Funakoshi

舟越末(ふなこし　こずえ)さんの簡単なご紹介

東京音楽大学卒（同窓生です）。在学中にドイツ、チューリンゲン管弦楽団のツアーにソリストとして招待される実力者で、そこでは伊福部先生のヴァイオリンと管絃楽のための協奏風狂詩曲を演奏されました。

渡米後はルーズヴェルト大学大学院に進学、シカゴシビックオーケストラでコンサートマスターを務ており、その時期からのお付き合いとなります。

クリーヴランド管弦楽団を経て、2000年には日本人として初めてシカゴ交響楽団の正式メンバーになられました。

シカゴ響の室内楽コンサートシリーズでも毎シーズン演奏されており、いつも大変お忙しいのですが、コロナ禍活動制限におきシカゴ響も演奏活動自粛を余儀なくされたため、今回このようにご一緒させていただくことができました。高度な演奏技術もさることながら、今回伊福部作品の音楽観、世界観を共有することができ、私のミッションである伊福部作品を広く伝えるという作業にご賛同ご協力いただき、大変光栄に思っています。